就活のルールが廃止されるというニュースはすでにご存じかと思います。
今回は、そのルール廃止が私たち大学生にとっていかに密接に関係してくるかを紹介したいと思います。

就活ルールとは

そもそも就活ルールとはどういったものなのかということを整理していきます。

就活ルール
・日本経済団体連合会(経団連)が定めた、加盟企業の採用活動の時期に関するルール
・採用活動とは「広報活動」「選考活動」「正式内定」などを指す

このルールは経団連の会員になっている企業の採用指針となっています。
しかしこの原則を守らなくても罰則はないため、自主的に遵守すべきものとして理解されています。

そして、この時期に関するルールは変遷を重ねており、現行の「広報活動(情報解禁)」が3月1日、「選考活動」が6月1日、「正式内定」が10月1日というのは2017年春新卒からのルールです。

現行ルールまとめ
広報活動:3月1日
選考活動:6月1日
正式内定:10月1日

就活ルールの目的

ではなぜそんなルールが設けられているのでしょうか?企業が自社で時期を決めて活動したほうが効率的ではないでしょうか?
実はこのルールは大学生の本分である学業がおろそかにならないようにするための措置なのです

どこの企業も優秀な人材を求めているものです。
ではどうやって優秀な人材を採用していくかというと、要するに「早いもの勝ち」です。
魅力ある学生を他の企業にとられないように先に採用してしまえばいいのです

しかしこの仕組みだと企業は早め早めに採用活動を実施し始めるため、学生は4年生の時期だけでなく3年生の時期から就職活動を実施しなければならなくなり、学業が就活に圧迫されてしまう恐れが発生してしまいます。

この問題を防ぐべく、経団連は企業が採用活動を足並みそろえて実施するように指示したのです。

就活ルール廃止のメリット

就活時期の制約から解放される

現行のルールでは3年生の3月から4年生の夏ごろまでは就活時期とされていますが、このルールがなくなった暁にはそのような就活時期というものはなくなるためいつでも自由に就活をすることができるようになります
例えば4年生の春から留学に行ったとしてもを就活の時期を自分で調整することで、就活の不安なく旅立つことができるようになるのです。

自分の納得のいく就活がしやすくなる

時期が決まっていないということは自分で自由に始めて終わることができるのです。
本当に就きたい職業があるのであれば大学一年生からでも就職活動を実施することできるようになります。

就活ルール廃止のデメリット

一般的に就活ルール廃止に関してはメリットよりもデメリットのほうが多いとされています。詳しく見ていきましょう。

就活期間の長期化

先述の通りルールが廃止されると就活の始まりと終わりがあいまいになります。
それにより企業は優秀な人材を選別するために選考を長期化させ、就活時期を延ばすことが予想されます。

学生はなかなか就職が決まらず、精神的ストレスに葛藤する日々を送ることとなります。

学業が疎かになる恐れがある

「就活ルールの目的」の項目で説明したとおり、ルールは学生の学業に悪影響を及ぼすことができようにするために作られたのです。
それがなくなるということは、就活がどんどん早期化し学生時代が就活で終わってしまうということも考えられます。

就活に乗り遅れる学生が生まれる

就活のスタートが決まっていると、学生はそれにあわせて動くことができます。
したがって乗り遅れることは少なくなります。

しかしスタートが明確でないと、自分でスタート時期を決めなければなりません。
いつまでも先送りにしてしまうとあっという間に就職浪人になってしまう恐れも出てきてしまうのです

まとめ

21卒までは就活ルールは現行通りで進む予定となっていますが、それ以降はまだ明言されておらずなんとも言えない状況です。
ただ就職活動の形態が変化しつつあるのは確かであるので、他の就活生との差別化はますます必須となってくるのではないでしょうか

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